OUR ORIGIN

昭和29年、大阪から始まった「ものをつくる」という誓い

利高工業は1954年(昭和29年)、高橋利雄を代表者として大阪市西淀川区に設立されました。
「幸の為に働こう」この私たちの礎となる言葉。これは創業者から受け継いだ想いであり、単なる標語ではなく、 私たち一人ひとりが日々の仕事で大切にしたい指針でもあります。

この哲学を日々の仕事に落とし込むために、私たちは「RIKO World」という世界観を持ち、さらに「5つの行動指針」や 「3つの活動体系」という仕組みを育ててきました。

その活動は大阪・滋賀・関東・山口・静岡と拠点を広げ、現在は320名の社員が全国の工場で働くまでになっています。
大手ハウスメーカーに部材を供給し続けてきた背景には、「品質への妥協を許さない」という一貫した姿勢があります。
しかし利高工業が大切にしてきたのは、製品の品質だけではありません。
「人が幸せになるために働く」という創業の精神こそが、この会社を70年間支えてきた本当の強みです。

Welcome to RIKO World
➖社員が成長でき、実感できる➖

利高工業の全てが詰まった「利高ワールド(RIKO WORLD)」。
6つの制度・システムが連携し、 社員一人ひとりが自律的に成長できる環境を実現しています。
この世界観のもと、社員一人ひとりが 自ら課題を発見し、DXを活用して改善に取り組む自律的改善の文化が根付いています。 自分の意志で考え、動き、成長できる環境をつくる。これを私たちは「エンパワーメント」と呼んでいます。
指示を待つのではなく、自ら問いを立て、提案し、実行する。 そのような主体性を持った社員が増えることで、会社全体の力が高まり、 お客様へ届ける価値も大きくなると信じています。

学びたいことを学べる「RIKO ACADEMY」、改善成果が賞与に直結する「RIKO-MONEY POINT」、 品質力を高める「D-FACTORY」、全情報をデジタル管理する「RPI-DX SYSTEM」、 提案力を磨く「SALES DEVELOPMENT」——社員が自分らしく輝ける仕組みは日々成長し続けています。

エンパワーメントを支える5つの仕組み

自分で課題を探求・改善、自律からの仕事

利高工業が掲げるエンパワーメントとは、単なる権限移譲ではありません。「自分の仕事を自分で無くす」という明確なキーワードのもと、社員一人ひとりが日常業務や手間のかかる仕事を自ら見つめ直し、DXを活用して改善していく全員参加型の「1人1PJT活動」です。

かつては「製造業だから」「IT企業ではないから」と諦めていた自律的な働き方も、工場のDX化によって情報がオープンになり、現場のデータがリアルタイムで可視化されたことで、社員の中に「この情報をどう読み解き、どう管理すれば自律的に改善できるのか」という自発的な問いが生まれました。

指示を待つのではなく、自ら問いを立て、プロジェクトを立ち上げ、周囲を巻き込んで実行する。失敗しても他責にせず、自分事として反省し次に生かす。この循環こそが人間的な成長につながり、ひいては会社全体の力となり、お客様へ届ける価値を最大化すると私たちは信じています。

学びたい事を自由に学べる社内大学

会社が一方的に「教える」のではなく、社員が自らの成長のために「活用する」完全自由参加の学びの場です。月に1回、外部講師やコンサルタントを積極的に招聘し、品質管理、生産管理、システム開発、営業力など、業務に直結する専門知識から人間力を磨くテーマまで幅広い講座を提供しています。

部署の垣根はなく、品質部門の社員が開発の講座を受けることも推奨されています。受講後には理解度テストを実施し、適度な緊張感を持たせることで学びの質を担保。社員が「5年後、10年後の自分がどう成長できるか」を描ける、人間的成長の土台となる制度です。

採用活動においても、学生から「どのようなキャリアプランがあるか」「育成制度は整っているか」という質問が必ず出る中で、RIKO ACADEMYの存在が大きな安心感と魅力につながっています。

活動すればするほど自分に還元される制度

エンパワーメント活動への意欲を継続的に引き出すためのインセンティブ制度です。自律的な活動の成果はポイント化され、賞与に上乗せして個人に直接フィードバックされます。

具体的には、業務改善による効果の半分が本人に還元されるほか、新規商品の受注、5S活動、現場改善、さらにはRIKO ACADEMYの試験合格や資格取得に至るまで、社員のあらゆる「成長と挑戦」が評価の対象となります。

「活動すればするほど自分に還元される」という明確な仕組みが、社員の自発的な行動を強力に後押しし、エンパワーメント活動全体の推進力となっています。

品質5本柱で品質力の高い製品を

生産管理DXによって高度にデジタル管理された「HAPPINESS D-FACTORY」構想の要となる工場です。生産性を追い求めるのではなく、「絶対の品質」を追求するためにDXを活用するという一貫した方針のもと、最先端技術を導入しています。

自動加工化、事前ピッキングシステム、事前プログラム化、システムによる自動判定検査、そして作業者をサポートする支援モニターという「品質5本柱」を中心に、ヒューマンエラーを極限まで排除。現場の自律的な改善活動とデジタル技術を掛け合わせることで、「誰にでも出来る」スマート工場を実現しています。

大手ハウスメーカーから「自社よりもレベルが高い」と評価される品質管理体制は、この地道な取り組みの積み重ねによって構築されたものです。

全ての情報をデジタルで一元管理

利高工業独自の「RPI(Riko Productive Innovation)システム」により、生産現場から間接業務、さらには仕入れ先との連携に至るまで、あらゆる情報をデジタルで一元管理しています。

最大の特徴は、このシステム開発を自社内のシステム室で担っている点です。現場の課題を最もよく知る社員が自らシステムを構築・改修することで、外部に依存しないスピーディーな改善が可能になります。

現在ではAI技術の導入も積極的に進めており、AIプログラミング講座を通じて育成された社内人材が、DXからAX(AI Transformation)への進化を牽引しています。「デジタル技術を活用したイノベーションの実現と、人の成長と共に持続可能な会社」というDXビジョンの実現に向け、日々進化を続けています。

得意先の要望の先をいく提案力

単に図面通りにモノを作るだけでなく、お客様の声を深く汲み取り、期待を超える価値を生み出すための仕組みです。3DCADや3Dプリンタなどの最新ツールを活用し、お客様の要望をスピーディーに具現化します。

さらに、開発メンバー自らが「作りたい商品」を企画し、社内新商品提案会でプレゼンを行う制度を導入。RIKO ACADEMYで得た社外の知見と、長年培ってきた製造ノウハウを融合させ、厳しい審査をクリアしたアイデアだけが製品として形になります。

入社2年目の社員が大手得意先30名を招いた提案会で4製品を発表するなど、若手社員も積極的に挑戦できる環境が、提案型OEMとしての圧倒的な提案力を支えています。